「EnterpriseResourcePlanning」は、企業活動の全体最適化を目指すための一元的経営資源管理という経営理念を端的に表す言葉です。企業のあらゆる資源、つまり人力、物資、資金、情報を一つのフレームワークで統合管理するために開発されたこのソフトウェアはERPパッケージと称されています。
ERPパッケージは、会計、調達、生産、物流、販売、人事などの各種コア業務機能を組み込み、リアルタイムで統合管理を可能にします。これにより、全組織的な最適化を達成し、経営戦略立案や業績改善に対する資源活用を容易にすることが可能となります。
代表的なERPパッケージとしては、SAP社の「S/4HANA」、Oracle社の「EBS」、マイクロソフトの「Dynamics」などの海外製品があります。また、国内製品としては「GRANDIT」などが注目されています。