EFS(EncryptingFileSystem)とは、Windowsが内蔵しているファイルやディレクトリへの暗号化対策機能のことを指します。このシステムは、公開鍵暗号を使用してNTFSファイルボリュームに対して暗号化保護を施します。通常の情報保護手段であるアクセス制御に加えて、暗号化手段を使うことでセキュリティの強化を可能にしています。
EFSシステムは、圧縮ファイル、システムファイル、システムディレクトリ、ルートディレクトリ、トランザクションファイルといったものを除けば、どのファイルも暗号化可能です。ファイルの暗号化は、ファイル属性から設定することで行えます。’