Signaling System No.7(SS7)は、公衆電話ネットワークを繋げるためのプロトコルとして位置づけられています。この通信規格は、一般的に「SSN7」という表記形式で知られ、1975年からその運用が開始され、今日に至るまで世界中で用いられ続けています。SS7は、米国の国家規格協会(ANSI)とインターネット技術者連盟(IETF)により定義され、電話やSMSの転送機能、請求処理、国際ローミングなどを担っています。ただ、あくまで古風なプロトコルであることから、セキュリティの脆弱性があることが指摘されており、過去に何度もハッキングされる被害に遭っています。SS7がハッキングされた場合、攻撃者が通話内容を傍受したり、SMSの中身を読み取ることが可能となります。
共通線信号No.7とは
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