EDoS攻撃(Economic Denial of Sustainability Attack)は、クラウドサービスの特性を巧妙に利用したDDoS攻撃の一種で、「持続性への経済的拒否攻撃」という意味を持ちます。クラウドサービスは、使用量に応じて独展性を保ち、オートスケーリング(サーバー負荷に合わせて自動でクラウドリソースを調整する機能)を提供することが特徴です。こうした柔軟性を利用して、EDoS攻撃はクラウドサービスユーザーが認識しない間に過大な負荷を加え、莫大な費用請求を生むことで、サービスの撤退などの被害をもたらします。