“レイヤー7DDoS攻撃(Layer7DDoSAttack)とは、OSI参照モデルのアプリケーション層に位置するアプリケーションのリソースやサービスを、リクエストの過剰な利用によって使い果たすDDoS攻撃の一種です。具体的な攻撃手法としては、HTTP(S)リクエスト、SlowHTTP攻撃、UDPを用いたアプリケーション層プロトコル(SNMPv2、NTP)の悪用などが考えられます。
レイヤー7DDoS攻撃は、帯域幅を過度に消耗するDDoS攻撃やプロトコルを不正利用するDDoS攻撃と比較して、現在でも防ぐことが難しい。そのため、攻撃者たちから広く採用されている攻撃手段となっています。”