SoRは、System of Recordの頭文字をとった略語で、企業が活用する業務システムのカテゴリーの1つとなります。このシステムは、情報の精確な記録が核となるものを示しています。ERPといった会計システム、生産や販売を管理するシステム、商品や人事の管理システムなど、基幹システムが主な対象とされています。
SoRという表現自体は以前から存在し、メール、グループウェア、SNS等を活用した情報の交換を肝心とするシステムを指す「SoE(System of Engagement)」と対比する形で用いられてきていたと言えます。