「SM490A」とは、一般的に溶接用鋼材として用いられるSM材の一つを指します。ここで、’SM’とは’StealMarine’の略語であり、続く数字の’490’はこれらの材質の引っ張り強さを示す値として用いられています。また、最後の’A’は、その材料に対する衝撃検査の実施の有無を表します。これらを総合すると、’SM490A’とは下限値が’490[N/mm^2]’の引っ張り強さを持つ溶接構造用の圧延鋼材を指すと解釈することができます。