R’は二つの主な意味を持つ。
1つ目は、半径を明示して曲線を表す場合や、曲線による加工を指す時に使用します。言い換えれば「ここにRを配置します」や「R20で切り込みを入れます」のような形で使われることが多いです。
2つ目は熱処理を行っていないことを表す記号としての使い方です。「まるあーる」とも表現され、これはRoll(圧延)の頭文字「R」から来ています。言い換えると「圧延したまま熱処理を施していない状態」を指すのです。