「家畜や養殖魚の飼料の安全性と品質維持に不可欠な物質といえば、1)品質の低下防止剤(防かび剤など)、2)栄養補給剤(ビタミンやミネラルなど)、3)栄養成分の有効活用促進剤(抗生物質や生菌剤など)が挙げられます。これらは農林水産大臣による指定が159品目にも及んでおり(2022年12月現在)、畜産食品の生産には欠かせない存在です。その一方で、人間の健康を損ねる可能性がないことを確認するためのリスク評価が食品安全委員会で行われています。」