KPI(Key Performance Indicator)とは、「重要業績評価指標」を示す技術用語である。これを人事の文脈に置いてみると、人事KPIは、①人材の統治、②人材の育成、③人材の配置・転任、そして④エンゲージメントを対位基準としてパフォーマンスを追求する管理技法となる。 具体的には、離職率や定着率、管理職の割合、エンゲージメントスコア、月あたりの一人当たりのトレーニング時間、保有資格数などが、顕他的な人事KPIとして挙げられる。