一般に、「ストレッサー」または「IPストレッサー」とは、DDoS攻撃を実施するツールとして機能するオンラインプラットフォームを指します。これらのプラットフォームは、セキュリティチェックや負荷テストのサービスを提供するとして、購入者に特定のWebサイトやハードウェアに対するDDoS攻撃の実行を可能にします。ストレッサーは、ボットネットなどのインフラを通じて、対象となるIPに大量のトラフィックを送り込み、その結果として対象をダウンさせることができます。なお、同じような役割を果たす「ブーター」が犯罪行為として利用されているのに対し、ストレッサーの提供者たちは、自身の提供するサービスが合法であるという主張を前面に打ち出し、それを広くアピールしています。
![](https://open-insight.net/glossary/wp-content/uploads/sites/2/2024/04/9-9-16-26-1-860x430.png)