「RFP」は、「Request For Proposal」の頭文字を取ったもので、「提案依頼書」がその日本語訳となります。一般には「アールエフピー」の呼称で親しまれています。これは、業務委託時に発注主企業が受注企業へ伝える自社の要望や求める条件をまとめた文書のことで、具体的な提案を促すために使用されます。製造業の生産システムや企業の情報システム開発、Webサイト構築といった業務を委託する際の取引において、RFPが交わされることが多くあります。発注主企業がRFPを作ることのメリットとしては、自社のシステムやWebサイトの現状とかかえる課題がはっきりと浮かび上がることや、多くのITベンダーから幅広い提案を募ることが可能になるという点が挙げられます。