2021年9月1日に誕生したデジタル庁は、日本政府の新たな行政機関です。「誰もが取り残されない、人間中心のデジタル化」をそのミッションとし、デジタル化に遅れをとっている日本のデジタル政策を推進する重要な役割を担っています。このため、私たちのデジタル庁は民間企業からも注目を集めています。
デジタル庁を新たに設立するという決断の背後には、世界のデジタル先進国と比較した際の日本のデジタル化の遅々とした進行があります。2020年に公表された国連の経済社会局による193カ国を対象とした「電子政府ランキング」において、日本は2014年の6位から14位へと順位を落としました。