配当性向は、1年間における配当総額が年度末純利益に占める比率を示す指標です。この値が高い企業は、利益を積極的に投資家へ配当として還元しており、逆に低い企業は利益を内部留保や投資に転用している可能性があります。
具体的には、以下の2つの方法で配当性向を計算可能です。
1. 配当性向(%)=配当金支払総額÷年度末純利益×100
2. 配当性向(%)=1株当たり配当金÷1株当たり純利益(EPS)×100
また、企業が持っている余剰金を引き出して、純利益以上の配当を行った場合は、配当性向が100%を超えることとなります。