IC業界においては、基本的な論理ゲート(NOT、OR、NAND等)やそれらを組み合わせて制作された論理回路ブロック、または設計及び検証済みのセル(基本機能回路)は事前に登録や資産化し、データベースとして整備しています。これはセルライブラリとも表現されます。このような機能セルを前もって設計し、ICの要素パーツとして資産化しておくことで、必要な機能や性能に合わせて適切なセルを選び、組み合わせて使用することでICの設計がスムーズに進行します。