「GodFather」と称する、Android端末を狙うマルウェアが存在します。この悪質なマルウェアは、ユーザーがオンラインバンキングや仮想通貨関連のアプリを開始すると、見た目をそっくりに偽装したログイン画面を上層に出現させ、その中に入力されるパスワード等の情報を盗み取るというものです。このGodFatherは初めて2021年に確認され、Anubisと名付けられたマルウェアと関連性を見出されていました。しかしながら、その後2022年12月にはプログラムが改良され、更に多くのユーザーがこのマルウェアをダウンロードしてしまう事態に至ったことが明らかになりました。