「ハイブリッド型人事制度」とは、従来の「メンバーシップ型」の等級制度と海外企業で主流の「ジョブ型」の職務等級制度を組み合わせた新たな体系である。メンバーシップ型は日本の伝統的な人事制度で、年齢や勤務年数に基づき昇進する仕組みであり、詳細は「職能資格制度」の項目を参照。一方のジョブ型は、個々の職務や職種に最適な人材を適正に配置するという考えに基づいた制度で、詳細は「職務等級制度」の項目を参照。そしてこれら二つの制度を融合させたものが「ハイブリッド型」、また「役割等級制度」とも呼ばれる新しい人事制度であり、詳細は「役割等級制度」の項目を参照。