MicrosoftVisualBasicというプログラム言語を基にし、InternetExplorerというウェブブラウザ専用に設計されたのがVBScriptというスクリプト言語です。しかし、現在ではJavaScriptが主流となり、その役割は後退しています。その上,VBScriptは豊富な脆弱性を抱えており、悪質なマルウェアやウェブサイトに頻繁に悪用されてきました。特に2018年には,DarkHotelAPTにより利用されたリモートコード実行のゼロデイ脆弱性(CVE-2018-8373)などが注目されました。それもあり、VBScriptの利用は現在ではほとんど見られません。