LastPassは、Webブラウザの拡張機能として活用することのできるパスワード管理ツールです。ウェブサイト毎のパスワード管理だけでなく、脆弱性のあるパスワードを検知したり、パスワードの漏洩をチェックするなどの付加機能も備えています。但し、2022年の8月にはLastPassの開発環境がハッキングの狙いを受け、この結果として技術関連の情報が流出してしまいました。その後の調査で、この侵害行為は一回限りのものではなく複数回にわたって行われていたこと、そしてユーザーのマスターパスワード(管理されているパスワードを暗号解読する為のパスワード)を除く個人情報などが漏洩していたことが判明しました。’