OJT’は、直訳すると「就業中の訓練」を意味する’On-the-JobTraining’の省略形で、その名の通り、現場における実務を通じた知識や技術の習得を支援する人材育成のアプローチを指します。
一般に、組織内で行われる育成策は「OJT」、「OFFJT」、「自己啓発」の3つに分けて考えることができますが、それらの中でも「OJT」は最も現場と密接に関わる育成手段でしょう。
具体的には、OJTは主に新人や若手の社員を対象として活用され、一人の新人や若手社員に対して一人のキャリア社員がついて、仕事を通じた教育を行います。これが一般的なOJTの運用形態です。