親会社は、他の会社や組織の財務や事業方針を「実質的に」支配する立場の事業体を意味します。ここでいう「他の会社や組織」とは、具体的には組合や団体などを指します。親会社と子会社の定義についてはかつて旧商法や旧証券取引法といった法令で異なる解釈がなされていましたが、現在ではこれらが実質に基づく判断で統一され、現行の会社法や金商法における概念とほぼ一致することとなっています。