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PSIRT構築支援に強いIT企業5選|グローバル対応やIoTセキュリティに特化した企業を詳しく解説

PSIRT構築支援に強いIT企業5選|グローバル対応やIoTセキュリティに特化した企業を詳しく解説

2025年4月28日

セキュリティー

PSIRT構築 システム開発 セキュリティ対策

近年、IoT機器の普及やサイバー攻撃の高度化により、製品やサービスのセキュリティ対策の重要性が増しています。そのため、多くの企業がProduct Security Incident Response Team(PSIRT)の構築を進めていますが、効果的な体制づくりには専門的な知識と経験が必要です。本記事では、PSIRT構築支援に定評のある5社のIT企業を、実績や特徴とともに詳しく解説します。自社に最適なPSIRT構築パートナーを選定する際の参考にしてください。

1. PSIRTの基礎知識

1.1. PSIRTとは

PSIRTは「Product Security Incident Response Team」の略称で、製品やサービスのセキュリティインシデントに対応するための専門組織を指します。近年、IoT機器の普及やサイバー攻撃の増加により、企業における重要性が高まっています。PSIRTの主な役割は、自社の製品やサービスにおけるセキュリティ上の脆弱性を発見し、対策を講じることです。

具体的には、製品のセキュリティインシデント対応、脆弱性の管理、セキュリティレベルの向上、ステークホルダーとの信頼関係構築などの業務を担当します。PSIRTは製品開発の初期段階から関与し、セキュリティリスクの軽減に向けた取り組みを行います。

1.2. CSIRTとPSIRTの違い

CSIRTが組織全体の情報システムのセキュリティを守る組織であるのに対し、PSIRTは自社が開発する製品やサービスのセキュリティに特化した組織です。両者の主な違いは以下の点にあります。

CSIRTは社内システムや情報資産を守ることを目的としており、社内ネットワークやデータのセキュリティインシデント対応が主な業務です。一方、PSIRTは製品やサービスのセキュリティ対策を担当し、顧客に提供する製品の脆弱性対応やユーザーサポートを行います。

近年では、IoT機器の普及により、製品のセキュリティ対策がより重要になっています。そのため、PSIRTの構築を進める企業が増加しており、CSIRTとPSIRTの両方を設置する企業も増えています。

1.3. PSIRT構築の必要性

PSIRT構築が必要となる背景には、以下のような要因があります

まず、IoT機器の普及により、製品やサービスのセキュリティリスクが高まっています。また、サイバー攻撃が高度化・複雑化しており、製品の脆弱性を狙った攻撃が増加しています。さらに、製品のセキュリティインシデントが発生した際の対応の遅れは、企業の信頼を大きく損なう可能性があります。

このような状況下で、PSIRTを構築することは、製品のセキュリティレベルを向上させ、顧客との信頼関係を維持するために不可欠となっています。特に、製造業やIoT機器開発企業にとっては、PSIRTの構築は重要な経営課題となっています。

1.4. PSIRT構築のメリット

PSIRT構築には、以下のような具体的なメリットがあります

第一に、製品やサービスのセキュリティレベルが向上します。PSIRTが構築されることで、開発段階から体系的なセキュリティ対策が可能となり、脆弱性の早期発見や対応が実現します。

第二に、セキュリティインシデント発生時の対応が迅速化します。専門チームが常時監視と対応を行うことで、問題が発生した際の被害を最小限に抑えることができます。

第三に、ステークホルダーとの信頼関係が強化されます。製品のセキュリティ対策に真摯に取り組む姿勢を示すことで、顧客や取引先からの信頼を得ることができます。

5. PSIRT構築支援に強いIT企業5社の特徴

PwCコンサルティング合同会社


PwCコンサルティング合同会社は、グローバルネットワークを活かした高度な知見と実績を基に、企業のセキュリティ体制強化を支援しています。PSIRT構築においては、インシデント対応プロセスの設計から運用体制の確立まで一貫したサポートを提供し、業界特性を考慮したテーラーメイドのソリューションが強みです。リスクアセスメントからインシデント検知・対応、脆弱性管理の効率化までをカバーし、グローバル基準に準拠した実践的なPSIRT体制の構築を可能にします。


会社名PwCコンサルティング合同会社
本社所在地東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One タワー
会社HPhttps://www.pwc.com/jp/ja/services/consulting.html

株式会社日立ソリューションズ


株式会社日立ソリューションズは、高度なITテクノロジーで企業の情報セキュリティ課題解決を支援するリーディングカンパニーです。特にPSIRT構築においては、脆弱性管理プロセスの確立から運用体制整備、人材育成まで一貫したサポートを提供しています。製品脆弱性対応の豊富な実績と専門知識を活かし、お客様の業界特性や組織規模に合わせたテーラーメイドのPSIRTソリューションを実現。CVD対応やCVSS評価など高度なセキュリティ知見と、日立グループのノウハウを融合させた質の高いコンサルティングが強みです。


会社名株式会社日立ソリューションズ
本社所在地東京都品川区東品川4-12-7
会社HPhttps://www.hitachi-solutions.co.jp/


NRIセキュアテクノロジーズ株式会社


NRIセキュアテクノロジーズ株式会社は、企業のサイバーセキュリティ強化を支援する国内最大規模のセキュリティ専門企業です。高度なPSIRT(製品セキュリティインシデント対応チーム)構築支援を得意とし、脆弱性管理から対応体制整備、インシデント発生時の迅速な対応まで包括的なサービスを提供しています。多様な業界での豊富な構築実績を持ち、製品開発段階からのセキュリティ対策導入支援、専門知識を持つコンサルタントによる実践的なアドバイス、最新脅威情報の提供など、企業の製品セキュリティ管理体制強化を総合的にサポートします。


会社名NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
本社所在地東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル
会社HPhttps://www.nri-secure.co.jp/


株式会社ベリサーブ


株式会社ベリサーブは、製品セキュリティ脆弱性への対応体制(PSIRT)構築を強力に支援する第三者検証のプロフェッショナル集団です。ソフトウェア検証で培った高度な技術力と経験をもとに、PSIRTの立ち上げから運用定着まで一貫したコンサルティングを提供しています。セキュリティ要件の策定、脆弱性対応プロセスの構築、社内教育など総合的な支援により、お客様の製品・サービスの安全性確保と企業価値向上を実現します。製造業・自動車業界・IoT製品など幅広い分野での豊富な実績があり、お客様に最適なPSIRT体制づくりをサポートします。


会社名株式会社ベリサーブ
本社所在地東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー33階
会社HPhttps://www.veriserve.co.jp/


ニュートン・コンサルティング株式会社


ニュートン・コンサルティング株式会社は、サイバーセキュリティに特化したコンサルティングファームとして、PSIRT(製品セキュリティインシデント対応チーム)構築を強力に支援します。開発企業向けに脆弱性対応プロセスの整備から実装までをトータルサポートし、国際標準ISO/IEC 30111に準拠したフレームワーク導入を得意としています。また、豊富な実績を持つコンサルタントが製品開発におけるセキュリティリスク低減や脆弱性情報開示のベストプラクティスを提供。経営層から現場までの意識改革とノウハウ構築で、製品セキュリティガバナンスの確立を実現します。


会社名ニュートン・コンサルティング株式会社
本社所在地東京都千代田区飯田橋3-2-3 飯田橋ケーエスビル9F
会社HPhttps://www.newton-consulting.co.jp/



3. PSIRT構築に必要な要素

3.1. 組織体制の整備

効果的なPSIRT構築には、適切な組織体制の整備が不可欠です。具体的には以下のような要素が必要となります。

まず、明確な指揮命令系統を確立する必要があります。PSIRTの責任者を定め、製品開発部門やCSIRTとの連携体制を構築します。また、セキュリティインシデント発生時の対応フローを明確化し、関係部署との協力体制を整備します。

さらに、PSIRTのメンバーには、製品開発やセキュリティに関する専門知識が求められます。必要に応じて外部の専門家との連携も検討する必要があります。

3.2. セキュリティインシデント対応プロセス

効果的なセキュリティインシデント対応には、以下のようなプロセスの確立が必要です。

1. 脆弱性の検出と分析:製品やサービスの脆弱性を継続的に監視し、リスク分析を行います。 2. インシデント発生時の初動対応:問題が発生した際の初期対応手順を確立します。 3. 解決策の策定と実施:特定された脆弱性に対する具体的な対策を立案し実行します。 4. 情報開示とコミュニケーション:ステークホルダーへの適切な情報提供を行います。

3.3. ステークホルダーとの信頼関係構築

PSIRTの活動において、ステークホルダーとの良好な関係構築は極めて重要です。主な対象となるのは、顧客、開発部門、経営層、セキュリティベンダー、規制当局などです。

特に重要なのは、セキュリティインシデント発生時のコミュニケーション方法です。適切なタイミングで正確な情報を提供し、透明性の高い対応を行うことで、信頼関係を維持・強化することができます。

3.4. 必要なツールとシステム

効果的なPSIRT運営には、適切なツールとシステムの導入が必要です。具体的には以下のようなものが挙げられます。

1. 脆弱性管理システム:製品の脆弱性情報を一元管理するためのシステム 2. インシデント追跡ツール:セキュリティインシデントの対応状況を管理するツール 3. 情報共有プラットフォーム:関係者間で情報を共有するためのシステム 4. 分析・監視ツール:製品のセキュリティ状態を監視・分析するためのツール

これらのツールやシステムは、PSIRTの業務効率を向上させるだけでなく、セキュリティ対策の質を高めることにも貢献します。ただし、導入に際しては、自社の規模や業務内容に応じて適切なものを選択することが重要です。

4. PSIRT構築における課題と対策

4.1. 一般的な課題

PSIRT構築を進める上で、多くの企業が直面する主な課題は以下の通りです。

まず、専門人材の確保が大きな課題となっています。PSIRTの構築には、製品開発とセキュリティの両方に精通した人材が必要ですが、そのような人材は市場でも不足しています。また、組織内での位置づけや権限の明確化も課題となっており、既存の開発部門やCSIRTとの役割分担を適切に設定する必要があります。

さらに、セキュリティインシデント対応の体制構築においては、迅速な意思決定プロセスの確立が課題となっています。特に、製品やサービスの脆弱性が発見された際の対応手順や、情報開示のタイミングなどについて、明確な基準を設ける必要があります。

4.2. 業界別の特徴と注意点

PSIRT構築の具体的なアプローチは、業界によって異なる特徴や注意点があります

製造業では、IoT機器の普及に伴い、製品のセキュリティリスクが高まっています。特に、工場の生産設備や製品に組み込まれるIoTデバイスのセキュリティ対策が重要です。また、サプライチェーン全体でのセキュリティ確保も必要となります。

金融業では、オンラインバンキングなどのデジタルサービスのセキュリティが重要です。顧客の個人情報や資産を守るため、より高度なセキュリティレベルが求められます。また、規制当局への報告義務も考慮する必要があります。

医療機器業界では、患者の生命に関わる機器のセキュリティが最重要です。医療機器特有の規制要件に対応しながら、セキュリティインシデント対応体制を構築する必要があります。

4.3. 効果的な緩和策

PSIRT構築における課題に対する効果的な緩和策として、以下のようなアプローチが有効です。

人材不足に対しては、外部の専門家との連携や、既存社員の育成プログラムの実施が有効です。また、セキュリティベンダーとの協力関係を構築し、必要な技術支援を受けることも重要です。

組織体制の課題に対しては、経営層の理解と支援を得ることが重要です。PSIRTの役割と権限を明確に定義し、必要な予算と人員を確保することで、効果的な運営が可能となります。

5. PSIRT構築支援サービスの選び方

5.1. サービス内容の比較ポイント

PSIRT構築支援サービスを選定する際の重要な比較ポイントは以下の通りです。

まず、支援サービスの範囲を確認することが重要です。組織体制の構築支援、セキュリティインシデント対応プロセスの確立、必要なツールの導入支援など、どこまでのサービスが含まれているかを詳細に確認する必要があります。

また、支援企業の実績や専門性も重要な判断基準となります。特に、自社の業界における支援実績や、製品開発に関する理解度を確認することが重要です。さらに、グローバル対応の必要性がある場合は、国際的なサポート体制も考慮する必要があります。

5.2. 費用感と相場

PSIRT構築支援サービスの費用は、支援内容や企業規模によって大きく異なります。一般的な相場として、以下のような費用構造が見られます。

初期構築フェーズでは、組織体制の設計から必要なツールの導入まで含めて、数百万円から数千万円程度の費用が必要となります。また、運用支援フェーズでは、月額数十万円からの継続的なサポート費用が発生します。

ただし、これらの費用は投資として捉える必要があります。製品のセキュリティインシデントによる損失や信頼低下のリスクを考慮すると、適切なPSIRT構築は必要不可欠な投資といえます。

5.3. 企業選定の基準

PSIRT構築支援企業を選定する際の具体的な評価基準として、以下の点が重要です。

1. 支援実績と専門性:類似業界での支援実績や、製品セキュリティに関する専門知識を評価します。 2. サポート体制:緊急時の対応能力や、継続的なサポート体制の充実度を確認します。 3. カスタマイズ性:自社の規模や業務内容に応じた柔軟なサービス提供が可能かを確認します。 4. コスト効率:提供されるサービスの内容と費用のバランスを評価します。

また、選定プロセスでは、複数の企業による提案を比較検討することが推奨されます。提案内容の具体性や、自社の課題に対する理解度を確認することで、より適切なパートナーを選択することができます。特に、製品やサービスのセキュリティレベル向上に向けた具体的なアプローチや、継続的な改善提案の有無は、重要な判断材料となります。

6. PSIRT構築・運用のベストプラクティス

6.1. 構築時のポイント

効果的なPSIRT構築のためのベストプラクティスとして、以下の点が重要です。

まず、経営層の理解と支援を得ることが不可欠です。PSIRTの重要性と必要性について、明確な説明と具体的な投資対効果を示すことが重要です。また、既存の組織構造との整合性を考慮しながら、適切な権限と責任を設定する必要があります。

さらに、段階的な構築アプローチを採用することで、円滑な導入と定着を図ることができます。初期段階では基本的な体制を整備し、徐々に機能を拡充していく方法が効果的です。

6.2. 効果的な運用方法

PSIRT運用における効果的なアプローチには、以下のような要素が含まれます。

定期的な脆弱性診断と評価を実施し、製品のセキュリティレベルを継続的に監視します。また、インシデント対応訓練を定期的に実施し、対応プロセスの実効性を確認します。さらに、関係部署との定期的な情報共有会議を開催し、セキュリティ意識の向上を図ります。

6.3. 評価と改善プロセス

PSIRTの効果を最大化するための評価と改善プロセスについて説明します。

定量的な指標を設定し、PSIRTの活動効果を測定することが重要です。例えば、インシデント対応時間、脆弱性の発見件数、対策実施率などを指標として活用できます。また、外部の専門家による定期的な評価を受けることで、客観的な改善点を把握することができます。

7. まとめ

7.1. 各社の比較まとめ

紹介した5社のPSIRT構築支援サービスの特徴を比較すると、以下のような違いが明確になります。

A社はグローバル対応、B社は製造業特化、C社はIoT専門、D社は豊富な実績、E社は継続的改善という、それぞれの強みを持っています。選定の際は、自社の需要や課題に最も適した特徴を持つ企業を選ぶことが重要です。

7.2. 企業に合わせた選定のポイント

最適なPSIRT構築支援企業を選定するための重要なポイントは以下の通りです。

自社の製品やサービスの特性、事業規模、グローバル展開の有無、セキュリティ要件などを総合的に評価し、それらに最も適した支援企業を選択することが重要です。また、長期的なパートナーシップを築けるか否かも、重要な判断基準となります。

よくある質問と回答

PSIRTの構築にはどのくらいの期間が必要ですか?

一般的なPSIRT構築には、3〜6ヶ月程度の期間が必要です。ただし、企業の規模や既存のセキュリティ体制、製品の特性などによって変動します。基本的な体制構築から始めて、段階的に機能を拡充していく方法が推奨されます。

PSIRTの構築には具体的にどのような費用がかかりますか?

初期構築費用は数百万円から数千万円程度が一般的です。これには、組織体制の設計、必要なツールの導入、教育研修などの費用が含まれます。また、運用段階では月額数十万円程度の継続的な費用が発生します。

小規模企業でもPSIRTは必要ですか?

製品やサービスを提供する企業であれば、規模に関わらずPSIRTの構築を検討すべきです。小規模企業向けには、必要最小限の機能に絞ったスモールスタートも可能です。セキュリティインシデントは企業規模に関係なく発生する可能性があるため、適切な対応体制の整備は重要です。

既存のCSIRTとPSIRTはどのように連携すべきですか?

CSIRTとPSIRTは、明確な役割分担と協力体制の構築が重要です。CSIRTは組織全体の情報システムのセキュリティを担当し、PSIRTは製品やサービスのセキュリティに特化します。両者が定期的に情報を共有し、インシデント発生時には協力して対応することが推奨されます。

PSIRT構築後の評価はどのように行うべきですか?

定量的・定性的な指標を設定し、定期的な評価を実施することが重要です。具体的な評価指標としては、インシデント対応時間、脆弱性の発見件数、対策実施率などが挙げられます。また、外部の専門家による第三者評価も有効です。

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