人事 2024年12月27日 入社半年で退職続出…離職率8%改善の鍵は「EXギャップ・ファインダー」 株式会社yellba 事例No 9821 クライアント企業概要 業種 サービス業 売上規模 10-100億円 従業員規模 100-500人 プロジェクト情報 概算費用 500-1000万円 概算工期 6-12カ月 離職率改善 組織診断 従業員エンゲージメント 事例サマリー社員数300名規模の人材サービス企業が抱えていた若手社員の早期退職問題。入社半年での退職が続出し、従来の働き方改革では解決できなかった課題に、「EXギャップ・ファインダー」を活用することで breakthrough を実現。社員一人ひとりの期待と満足度を可視化し、組織の本質的な課題を特定。専任コンサルタントの伴走支援により、最短2週間での診断から具体的な改善策の立案まで実現。その結果、年間離職率を26%から18%へと大幅に改善し、エンゲージメントスコアも2.5点から3.8点まで向上。組織全体で7つの重要課題に取り組み、持続的な組織改善を実現した事例を紹介します。 プロジェクト概要 クライアント企業の課題 今回のクライアントは、社員数300名規模の人材サービス企業です。この企業では、若手社員の早期退職が深刻な課題となっていました。特に入社半年から1年以内での退職が相次ぎ、採用コストや業務効率への影響が無視できない状況でした。残業時間の削減や1on1ミーティングの実施など、社員の働きやすさを向上させる一般的な施策を実行しましたが、目に見えた改善はありませんでした。 ソリューション概要 社員の「期待」と「満足」を可視化 EXギャップ・ファインダーを活用し、社員が会社に対してどのような点に期待をしているか、その期待がどの程度満たされているかを調査し、単なるエンゲージメントスコアだけでなく、期待と満足のギャップを定量的に把握。早期退職につながる具体的な問題点を特定しました。 エンゲージメント状態と離職リスクを把握 データを部門別、役職別、等級別に分類し、離職リスクが高い部門やポジションを浮き彫りにしました。問題が明確になった部門では、すぐに部門長を交えて問題特定と解決案の策定を行い、組織の出血を最小限に抑えました。 専任コンサルタントが課題解決を伴走支援 診断結果の分析や解釈を含めたレポーティングから各部門長への共有まで、専任の組織コンサルタントが伴走して支援しました。本企業では、経営陣が参加するミーティングで組織課題の認識のすり合わせを行うことで、組織全体で改善に動ける土台を作り、具体的に特定された問題である人事制度の見直しのプロジェクトまで一貫してお手伝いしています。 アピールポイント・成果 アピールポイント · 離職につながる問題を具体的に特定 単なるエンゲージメントスコアではなく、社員一人ひとりの「期待」と「満足」のギャップを明らかにすることで、一般論ではなく、自社独自の問題の在処を特定することができます。 · 自社の特徴を反映した戦略の立案 診断結果から自社組織の強みと弱みを把握できるため、今後の組織づくりや採用方針の明確化など、戦略策定の材料として活用可能です。 · 専門知識がなくても安心のサポート 専任の組織・人事コンサルタントがアンケートの設計から分析、改善策の提案まで一貫して支援します。そのため、「サーベイは実施したけど、自社内に人事に詳しい人間がいなくて結果なにもわからなかった」のよ うな、データを活用しきれないリスクを回避できます。 · 導入のハードルが低い 最短2週間で診断からレポート提出まで完了することが可能です。よくあるSaas型のエンゲージメントサーベイのように契約期間の縛りもなく、1回の利用から始められるため、効果を試したい企業にも適しています。 成果 · 組織改善のための重要課題を7つ設定 エンゲージメント向上と離職率低減に向けた具体的なプロジェクトを開始しました。 · 離職率が8%低下 プロジェクト開始から1年で、年間離職率を26%から18%に引き下げ、社員の定着率が向上しました。 · 従業員エンゲージメントの向上 改善前後に実施した調査では、エンゲージメントスコアが5点満点中2.5点から3.8点まで上昇し、社員が働きやすさややりがいを実感できる職場へと変化しました。 この記事を書いた企業 2024年12月27日 株式会社yellba ホンネを「言える場」が、組織を強くする 事例掲載数 2件 more