製造業におけるERPコンサル会社5選｜豊富な導入実績と費用相場を徹底比較

製造業のデジタル化が加速する中、ERPシステムの導入は企業の競争力強化に不可欠となっています。しかし、ERPの導入には専門的な知識と経験が必要であり、適切なERPコンサルタントの選定が成功の鍵を握ります。近年ではテクノロジーの進化に伴い、国内でも1年以内かつ1億円未満での導入事例も多数出てきています。本記事では、製造業に特化したERPコンサルティング会社5社を詳しく解説するとともに、選定のポイントや導入プロセス、期待できる効果について、実例を交えて説明します。

1. 製造業におけるERPコンサルタントの役割と重要性

製造業のデジタル化が加速する中、ERPシステムの導入は企業の競争力を高める重要な戦略として注目されています。ERPコンサルタントは、この重要な変革において中心的な役割を果たします。

1.1. ERPコンサルタントの主な業務内容

ERPコンサルタントは、企業の業務プロセス分析から要件定義、システム選定、導入支援まで、幅広い役割を担います。具体的には以下のような業務を行います。

まず、現状の業務フローを詳細に分析し、企業の課題を特定します。その上で、ERPの導入による業務効率化の可能性を検討し、最適なERPシステムの選定を支援します。さらに、システムの要件定義から導入プロジェクトの管理、従業員への教育支援まで、包括的なサービスを提供します。

1.2. 製造業特有の課題解決における重要性

製造業のERP導入においては、生産管理システムとの連携や在庫管理、原価計算など、業界特有の要件が存在します。ERPコンサルタントは、これらの製造業特有の課題に対して、豊富な経験とナレッジを活かしたソリューションを提供します。

特に、基幹システムとしてのERPは、製造業の業務全体を最適化する重要な役割を果たします。ERPコンサルタントは、生産計画から在庫管理、販売管理まで、一気通貫した業務プロセスの構築を支援します。

1.3. DX推進におけるERPコンサルタントの位置づけ

DXの推進において、ERPシステムは重要な基盤となります。ERPコンサルタントは、単なるシステム導入支援だけでなく、企業のデジタル変革を成功に導くパートナーとしての役割を担っています。

2. 製造業に強いERPコンサルティング会社5選

製造業のERP導入を成功に導くためには、信頼できるERPコンサルタントの選定が不可欠です。ここでは、製造業での豊富な実績を持つコンサル会社5社について詳しく解説します。

CONNECTABLUE / コネクタブルー

コネクタブルーは不確実なテーマへの挑戦・共創を理念に掲げ、クライアントが抱える課題に対し、戦略・計画立案から実行、成果の創出まで伴走支援を行うコンサルティングファームです。

製造業や商社、卸・流通、建設業界等の事業構造や商習慣に精通し、ERPの構想策定や製品・ベンダー選定、PMO支援などで多くの実績を有しています。高品質なサービスを適正価格で提供することで、高い顧客評価を獲得している点が特徴です。

同社の強みは、業界商習慣と業務オペレーションへの深い理解に基づく業務改革の推進力により、Fit to Standardでのパッケージ導入に向けた構想策定・グランドデザインを得意としています。

また、クライアント事業・組織の成長に強くコミットする姿勢が特徴的で、ノウハウ、専門知見をオープンに共有し、クライアント組織開発、人材育成の面でも成果を出すことで、将来の内製化につながるコンサルティング支援を行っています。

グロービング株式会社

グロービング株式会社は、2021年に大手コンサルティングファーム出身者によって設立された、戦略とデジタルに特化したコンサルティングファームです。 ​同社は、日本のトップ企業に対し、戦略立案から実行支援までを一貫して提供しており、特にERP導入プロジェクトにおいては、業務プロセスの最適化やシステム統合を通じて、企業の競争力強化をサポートしています。 ​また、クライアント企業のCxOクラスと密に連携し、コンサルタント自らが変革の推進役を務める独自のスタイルが特徴です。 ​さらに、投資や新規事業立ち上げにも積極的に取り組んでおり、クライアントの自走を促す支援を行っています。 ​これらの取り組みにより、グロービング株式会社は、ERP導入を含む企業変革の強力なパートナーとして評価されています。

株式会社ヒューマンベース

株式会社ヒューマンベースは、創業以来30年以上にわたり、企業の基幹業務（財務会計・人事給与・流通・生産管理等）に対するERPコンサルティングを提供してきました。 ​2021年のHCHグループ入りを契機に、BPR（ビジネス・プロセス・リエンジニアリング）コンサルタントとしてのサービスをさらに発展させ、業務・組織・戦略の抜本的な再構築を検討する企業に対し、トータルでの支援を行っています。​また、SAPやOracleなどのERPアプリケーションの導入・開発、各種ERPと親和性の高い標準拡張アプリケーションの選定・導入支援、RPA等による自動化スキーム構築、PMOとしての大規模プロジェクトの運営支援など、多岐にわたるソリューションを提供しています。 ​これらの取り組みにより、クライアント企業の業務効率化と競争力強化を支援し、信頼されるパートナーとしての地位を築いています。

FutureOne株式会社

FutureOne株式会社は、フューチャー株式会社の100%子会社として、2002年に設立されました。​同社は、中堅・中小企業向けに特化したERPソリューションを提供しており、自社開発のERPパッケージ「InfiniOne」を展開しています。 ​このシステムは、販売・生産・会計管理をシームレスに統合し、企業の業務効率化と経営情報のリアルタイム管理を可能にします。 ​また、業種別ソリューションやITコンサルティングサービスも提供しており、各企業の特性やニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。​さらに、製品知識に精通した専任のサポート部門が、システムの保守や活用方法の相談、機能拡張の支援など、手厚いサポート体制を整えています。 ​これらの特徴により、FutureOne株式会社は、ERP導入を検討する中堅・中小企業にとって信頼できるパートナーとして評価されています。

株式会社レイヤーズ・コンサルティング

株式会社レイヤーズ・コンサルティングは、1983年に設立された日本発の独立系コンサルティングファームです。 ​同社は、戦略立案から実行支援まで一貫したサービスを提供し、特にERP導入において豊富な経験と実績を持っています。​特定のIT製品に依存しないベンダーフリーの立場を採用し、クライアントに最適なソリューションを評価・提案します。 ​また、三現主義（現場、現物、現実）を徹底し、クライアントと協働しながら現場の業務変革を推進します。 ​これらの特徴により、レイヤーズ・コンサルティングは、ERP導入を検討する企業にとって信頼できるパートナーとして評価されています。

3. 製造業向けERPシステムの特徴と導入メリット

3.1. 生産管理システムとの連携

製造業向けERPシステムの最大の特徴は、生産管理システムとの緊密な連携にあります。ERPを導入することで、受注から製造、出荷までの一連のプロセスをシームレスに管理することが可能になります。

具体的には、生産計画の立案、材料調達、在庫管理、品質管理などの業務を統合的に管理できます。これにより、リアルタイムでの進捗管理や、データに基づいた意思決定が可能となります。

3.2. 基幹システムとしてのERP活用法

ERPを基幹システムとして活用することで、企業全体の業務効率化を実現できます。特に、以下の点で大きなメリットが得られます。

・財務会計と管理会計の統合
・販売管理と在庫管理の連携
・人事管理と給与計算の一元化
・経営データの可視化とレポーティング

3.3. クラウドERPの活用メリット

近年、クラウドERPの導入が増加しています。クラウドERPは、初期投資を抑えながら、最新のテクノロジーを活用できるという特徴があります。主なメリットとして以下が挙げられます。

・システムの柔軟な拡張性
・リモートワークへの対応
・定期的なアップデートによる機能向上
・災害対策としてのデータ保全

4. ERPコンサルティング会社選定の重要ポイント

4.1. 製造業での導入実績

ERPコンサルタントを選定する際、最も重要な基準の一つが製造業での導入実績です。豊富な実績を持つコンサルタントは、業界特有の課題や解決方法に精通しており、より効果的な支援が期待できます。

4.2. コンサルタントの専門性と経験

ERPコンサルタントの専門性は、プロジェクトの成否を左右する重要な要素です。特に以下の点に注目して評価することが重要です。

・製造業の業務知識
・ERPシステムに関する技術的知見
・プロジェクトマネジメント能力
・業界のトレンドへの理解

4.3. 提供可能なサービス範囲

ERPコンサルタントが提供するサービスの範囲は、企業によって大きく異なります。要件定義から導入後のサポートまで、包括的なサービスを提供できる企業を選定することが望ましいでしょう。

4.4. 導入後のサポート体制

ERPシステムの導入後のサポート体制も、選定の重要な基準となります。特に以下の点について確認が必要です。

・運用支援の内容と期間
・トラブル発生時の対応体制
・システムのアップデート対応
・追加開発や機能拡張への対応

5. ERPシステム導入のプロセスと期間

5.1. 要件定義フェーズ

ERPシステムの導入プロジェクトは、通常2-3ヶ月の要件定義フェーズから開始します。このフェーズでは、以下の作業を実施します。

・現状業務分析と課題抽出
・システム要件の明確化
・導入スコープの決定
・プロジェクト計画の策定

5.2. システム設計フェーズ

システム設計フェーズでは、ERPコンサルタントが中心となって、新しい業務プロセスとシステムの詳細設計を行います。このフェーズは通常3-4ヶ月を要し、以下の作業が含まれます。

・業務プロセスの再設計
・システム機能の詳細設計
・カスタマイズ範囲の決定
・データ移行計画の策定

5.3. 開発・テストフェーズ

開発・テストフェーズでは、設計に基づいてシステムの構築とテストを行います。このフェーズは通常4-6ヶ月を要し、ERPコンサルタントは以下の支援を提供します。

・システム構築の進捗管理
・テストシナリオの作成支援
・ユーザー受入テストの実施
・問題点の洗い出しと解決

5.4. 運用移行フェーズ

運用移行フェーズでは、新システムへの切り替えと本番運用の開始を行います。このフェーズは通常2-3ヶ月を要し、以下の作業が含まれます。

・ユーザートレーニング
・データ移行の実施
・本番環境の準備
・運用手順の確立

6. 製造業向けERPコンサルティングの費用構造

6.1. コンサルティング費用の内訳

ERPコンサルティングの費用は、プロジェクトの規模や範囲によって大きく異なりますが、一般的に以下の要素で構成されます。

・要件定義支援：300-500万円
・プロジェクト管理：400-800万円
・業務プロセス設計：300-600万円
・システム導入支援：500-1000万円

6.2. システム導入費用の概算

ERPシステムの導入費用は、使用するパッケージやカスタマイズの範囲によって変動します。一般的な費用の目安は以下の通りです。

・小規模プロジェクト：3000-5000万円
・中規模プロジェクト：5000万-1億円
・大規模プロジェクト：1億円以上

6.3. 保守・運用費用の見積もり

システム導入後の保守・運用費用も重要な検討要素です。一般的に年間のランニングコストは、初期導入費用の15-20%程度となります。主な費用項目は以下の通りです。

・ライセンス費用
・保守サポート費用
・運用支援費用
・システム改修費用

7. ERPシステム導入の成功事例と効果

ERPシステムの導入は、適切なERPコンサルタントの支援により、製造業の業務効率化とDX推進に大きな成果をもたらします。ここでは、具体的な成功事例と、それによって得られた効果を紹介します。

7.1. 大手製造業での導入事例

大手自動車部品メーカーA社では、ERPコンサルタントの支援により、グローバル規模でのERP導入を成功させました。主な成果として以下が挙げられます。

・生産計画から出荷までのリードタイム30%削減
・在庫回転率の25%向上
・経営データの可視化によるリアルタイム経営の実現
・グローバル拠点間の情報連携強化

同様に、電機メーカーB社では、SAPを基幹システムとして導入し、以下の効果を実現しています。

・業務プロセスの標準化による効率化
・データ分析に基づく意思決定の迅速化
・コスト管理の精度向上

7.2. 中小製造業での導入事例

中小製造業においても、ERPシステムの導入は significant な効果をもたらしています。精密機器メーカーC社では、クラウドERPの導入により、以下のような成果を達成しました。

・受注から出荷までの業務効率40%向上
・在庫管理コストの20%削減
・リモートワーク環境の整備
・システム保守コストの削減

7.3. 導入による具体的な効果指標

ERPシステムの導入効果は、以下のような定量的な指標で測定されています。

・業務処理時間：平均30-40%削減
・データ入力作業：約50%削減
・在庫回転率：20-30%向上
・リアルタイムレポート作成時間：80%削減

8. 失敗しないためのERPコンサル活用術

8.1. プロジェクト体制の構築方法

ERPシステムの導入を成功に導くためには、適切なプロジェクト体制の構築が不可欠です。特に以下の点に注意が必要です。

まず、経営層のコミットメントを確保することが重要です。ERPの導入は、単なるシステム更新ではなく、業務改革プロジェクトとして位置づける必要があります。

次に、社内のキーパーソンを適切に配置することです。各部門から精通したメンバーを選出し、ERPコンサルタントと密接に連携できる体制を整えます。

8.2. スケジュール管理のポイント

ERPシステムの導入において、適切なスケジュール管理は成功の鍵となります。以下のポイントに注意して進める必要があります。

・マイルストーンの明確な設定
・各フェーズでの成果物の定義
・リスクを考慮したバッファの確保
・定期的な進捗確認と調整

8.3. リスク管理と対策

ERPシステムの導入プロジェクトで発生しやすいリスクとその対策について、以下にまとめます。

・要件定義の不備：ERPコンサルタントによる徹底的な現状分析と要件の可視化
・スコープの肥大化：適切な範囲設定とスコープ管理の徹底
・ユーザーの抵抗：十分な教育・訓練の実施
・データ移行の問題：早期からの計画立案と試行実施

8.4. 社内普及促進の進め方

新しいERPシステムを効果的に活用するためには、社内への普及促進が重要です。以下のステップで進めることを推奨します。

・経営層からのメッセージ発信
・部門別の説明会実施
・段階的な移行計画の策定
・サポート体制の整備

特に、ERPコンサルタントのサポートを活用し、以下の取り組みを実施することが効果的です。

・業務別マニュアルの整備
・ユーザートレーニングの実施
・ヘルプデスクの設置
・定期的なフォローアップ研修

以上の点に注意を払いながら、ERPコンサルタントと協力してプロジェクトを進めることで、製造業におけるERPシステムの導入を成功に導くことができます。

よくある質問と回答

ERPコンサルの費用相場はどのくらいですか？

ERPコンサルティングの費用は、企業規模や導入範囲によって大きく異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。

中小企業の場合：総額3,000万円～5,000万円程度
大手企業の場合：総額1億円～3億円程度
コンサルティング費用：月額100万円～300万円程度

ERPコンサルタントの選定で重視すべきポイントは？

ERPコンサルタントの選定では、以下の点を重視することが推奨されます。

・製造業での導入実績と専門性
・提案するソリューションの具体性
・プロジェクトマネジメント能力
・アフターサポートの充実度

ERPシステムの導入期間はどのくらいかかりますか？

一般的なERP導入プロジェクトの期間は、規模によって以下のように異なります。

・中小規模：6か月～1年程度
・大規模：1年～2年程度
・グローバル展開：2年～3年程度

中小製造業でもERPコンサルタントは必要ですか？

中小製造業においても、ERPコンサルタントの支援は重要です。特に以下の理由から、専門家の支援が推奨されます。

・限られた予算内での最適なシステム選定
・業界特有の要件への対応
・スムーズな導入と運用の実現
・将来的な拡張性の確保

ERPコンサルタントに依頼する際の準備は？

ERPコンサルタントへの依頼前に、以下の準備を行うことが推奨されます。

・現状の業務フローの整理
・システム導入の目的の明確化
・予算規模の設定
・社内のプロジェクト体制の検討

製造業へのERP導入における役割ERPコンサルタントの主な業務とは？

製造業へのERP導入において、コンサルタントは要件定義から実装、運用までの全工程を支援します。具体的には、現状の業務フロー分析、業務の効率化提案、システム設計、データ移行計画の策定などが主な役割となります。特に製造業の生産管理や在庫管理に合った最適なITシステムを選定し、企業の生産性向上を実現するための戦略立案を行います。さらに、導入後のサポートやトレーニングも重要な業務の一つです。

製造業の規模に応じたERPコンサルティングサービスの違いは？

製造業の企業規模に応じて、ERPコンサルティングサービスの内容や提供方法は大きく異なります。中小企業向けには、コスト効率の高いクラウドベースのソリューションや、業界特化型のパッケージが提案されることが多く、短期間での導入が可能です。一方、大企業向けには、複雑な業務プロセスに対応するカスタマイズ性の高いシステムやグローバルオペレーションを支援するソリューションが提案されます。コンサルタントは各企業の特性に合った最適なアプローチを提供し、段階的な導入を進めることで、リスクを最小化します。

製造業のDX推進におけるERPシステムを活用した成功事例は？

製造業のDX推進においてERPシステムを活用した成功事例としては、リアルタイムデータを活用して生産計画の最適化を実現した企業があります。この企業では、ERPを基幹システムとして導入し、IoTデバイスと連携することで工場の稼働状況をリアルタイムでモニタリング化して、生産性を30%向上させました。また別の事例では、ERPに蓄積されたデータを分析ツールと連携させ、需要予測の精度を高めることで在庫コストを20%削減した企業もあります。これらの成功には、業界に精通したERPコンサルタントの支援が不可欠でした。

製造業向けERPの導入において失敗を防ぐためのポイントは？

製造業向けERPの導入が失敗するケースの多くは、事前準備不足や目標設定の曖昧さが原因となります。失敗を防ぐためには、まず自社の業務の現状と課題を徹底的に分析し、ERPに何を求めるのかを明確化することが重要です。また、ユーザーが積極的にプロジェクトに参加し、経営層のコミットメントを得ることも成功の鍵となります。さらに、段階的な導入アプローチを採用し、各フェーズでの成果を確認しながら進めることで、リスクを最小化することが可能です。経験豊富なERPコンサルタントに依頼することで、これらのポイントを押さえた導入が実現します。

製造業特有の業務に対応したERPカスタマイズのオプションとは？

製造業の特有業務に対応するためのERPカスタマイゼーションには、多様なオプションが存在します。例えば、生産管理機能の強化、ロット管理・トレーサビリティ機能、品質管理システムとの連携、MES（製造実行システム）との統合などが挙げられます。これらのカスタマイズにより、製造業に合ったシステム構築が可能です。また、IoTデバイスとの連携によるリアルタイムデータ収集や、AIを活用した予測分析機能の実装も最新のトレンドとなっています。ERPコンサルタントは、企業の特性と業務プロセスに応じたカスタマイズを提案し、システムの導入から運用までをトータルに支援します。