クライアント企業の概要
業種 | 情報・通信業 |
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売上規模 | 10-100億円 |
従業員規模 | 10-100人 |
掲載企業・プロジェクトの概要
業種 | ソフトウェア開発 |
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概算費用 | 100-500万円 |
概算工期 | 地上波テレビ放送の天気予報のキャスターとして、AIデジタルヒューマンによる放送を実現。 |
プロジェクトテーマ
番組名 : 毎週土曜レギュラー放送「スイッチン!」
内容 : 番組のお天気コーナーにてデジタルアナウンサー「iina(いいな)」が登場し、当日の最新の天気予報を読み上げる。
番組MCとも会話し、人間を模したAIの課題を超えられるかを視聴者と一緒に考える。
TVh毎週土曜の情報番組「スイッチン!」紹介Website:https://www.tv-hokkaido.co.jp/info/switchn/
クライアント企業が抱える課題/背景
天気予報を必要としている人は多く、常に最新の情報を求められる。
しかしながら、現実的には真夜中や明け方に至るまで天気の情報をお届けするアナウンサー(人材)や制作スタッフの確保には限界がある。
24時間稼働が可能なAIデジタルヒューマンが補完するとともに、正確な情報を届ける。
ソリューションの概要
時々刻々と変化する天気の情報を、迅速に対応すること。
実行タスクの概要
この試みは、単なるCG映像キャラクターを超えた速報性とリアルタイム性を持つAIデジタルヒューマンの開発に成功したことを象徴しています。従来のCG制作では数ヶ月を要し、日々リアルタイムに変化する天気予報に対応することは不可能でしたが、今回開発したAI技術により、瞬時に情報を更新し視聴者に提供できるようになります。
天気予報は“毎日”です。
高額なCG映像の制作を “毎日” というのは、制作費用の面からも現実的ではありません。
制作期間、制作費用の両面において、今回のAIデジタルヒューマンアナウンサーは従来のCG映像デジタルヒューマンが有する課題を
解決します。
また、このAIデジタルヒューマンアナウンサーは、最新の天気データを即座に解析し、自然な口調で正確な予報を伝える能力を
持ちます。
人間のアナウンサーがテレビ局に出社できないような災害発生時においても、AIデジタルヒューマンアナウンサーは地理的な制約を
受けず、睡眠も不要、病気もせず、24時間365日、重要な情報を途切れることなく視聴者に届けることが可能です。
このAI技術により、TVhは天候や災害に左右されることなく、視聴者に対して安定した情報供給を目指します。
PJ推進において工夫した点
アナウンサーに求められる日本語を正確に(かつ噛まずに)読み上げていく能力。
プロジェクトの成果
従来の広告収入モデルに頼った民放放送局、特に地方局において、事業活動の合理化は急務。
AIデジタルヒューマンが、経営の合理化に資する部分があることを明らかにすることができた。