一般的にICの配線材料にはアルミニウム(Al)が用いられています。しかし、これを銅(Cu)に置き換えると、アルミニウムに対する電気抵抗率が約半分に減少し、配線の遅延が軽減されるため、ICの高速化が可能になります。この性能により、銅はMPUなど高速を要求されるIC配線材料として選択されることが増えています。