「領域」とは、SAPシステムにおけるデータの技術的属性を指す言葉です。この例に当てはめて考えると、文字型10桁や整数型などが該当します。また、テーブルの各項目は、データエレメントとこの”領域”が合致した状態で決定されます。
また、一定の項目を持つドロップダウンリストは、入力項目として”領域”を用いて定義可能です。SAPのシステムでは、”領域”とデータエレメントとの関係性が1:nの形で存在しています。
データエレメントの確認手順としては、まずは確認したい項目上でF1ヘルプを開きます。その後に表示されるトンカチとスパナのアイコンをクリックし、出てくるデータエレメントをダブルクリックします。最後に”領域”をクリックすると、確認が可能です。