「0」と「1」の二つの数値に対し、論理的な処理を適用し、結果を導き出すシステムを何と呼ぶか。それが論理回路だ。この論理回路には、三つの基本的な要素が関与している。その一つ目はAND回路で、これは論理積と呼ばれる計算を行うものだ。次に、論理和という処理を実行するOR回路がある。そして最後に、論理否定という計算を適用するNOT回路が存在する。これら三つの基本的な回路の組み合わせを通じて、例えば計算機内部に存在する加算器といった複雑な計算を行うシステムが構築されている。