「アカウンタビリティ」とは、「アカウント」すなわち会計と、「レスポンシビリティ」つまり責任を結びつけた概念で、「説明責任」あるいは「説明義務」の趣旨を持つフレーズです。これは、自分が担う職務の進行状況を関連する人々に説明する責務や義務のことを指します。
もとは企業経営のさまざまな研究分野で用いられる言葉で、会社法の下で作成される金融的なドキュメンテーションプロセスを通じて、経営者が自身の経営や財政状況を株主へ伝達する義務を示していました。最近では必要とされる情報の公開範囲が拡大し、企業の運営におけるアカウンタビリティの視野が一層重要視されてきています。