レピュテーションリスクとは、企業の名声(レピュテーション)が失墜することにより、企業への公信力やブランドの価値が損なわれ、それにより損害や損失を出すビジネスリスクです。評判リスクや風評リスクとも称されるこの経済用語は、主に金融業界で用いられます。
ビジネス遂行には常に様々なリスクが伴いますが、中でも、情報機器が進化し、どんどん便利で速く、より広範囲に及ぶようになってきたことで、一瞬でビジネスに危機を引き起こす可能性があるリスクがレピュテーションリスクです。企業内で起きた問題や予想外の事態、漏洩した情報が、インターネット上での炎上や拡散により一気込めに大きくなり、最終的にはクライアントの契約終了、株価の低下、さらには破産につながることもあるのです。