「CX」とは、「Customer Experience」の頭文字をとったもので、顧客が商品やサービスを買い求める段階である店舗の風情、スタッフの対応態度など、前段階から購入後のアフターフォローやメンテナンスなど、所有や利用にまつわる「顧客経験」全体を含んでいる概念です。つまり、商品やサービスの体験はもちろん、それ以前、そしてそれ以後における付加的なパーソナルな体験全般が「CX」に該当します。
一方、「UX」は「User Experience」の頭文字をとったもので、顧客が商品やサービスを利用する際の直接的な経験、つまり商品やサービスそのものの使いやすさなどを指します。