「半導体デバイスにおける不純物を拡散させた層の抵抗を指すもので、拡散層抵抗とも呼ばれる。単なる抵抗素子として捉えれば、拡散抵抗の温度特性は一般的にあまり高くはなく、抵抗値の絶対精度もそこまで優れていない。しかし、2個またはそれ以上のチップ内での抵抗値間に見られる相対精度は非常に高い。そのため、この特性が活かされ、IC内の差動増幅回路等に使われることが確認できる。」