実際原価 とは

「実際原価」は、実際に消費した財貨の量に基づいて算出された原価のことを指します。厳密には、原価は実際に取得した価格で算出した金額になります。しかし、原価計算の際に予定価格などを用いても、消費量が実際のものであればそれは「実際原価」とみなされます(大蔵省企業会計審議会原価計算基準より抜粋)。一般的には、原価は消費した数量と単価の積で求められ、実際原価は実際に消費した数量と購入単価(労務費の場合は実働時間と労働賃率)の積として理解されることが多いです。それでも、原価計算基準通り、消費量が実際のものを使用する限り、予定単価を使用しても「実際原価」とみなされます。

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