RFC2478にて定義されているSPNEGOは、認証に関する標準仕様であり、正名としてはSimpleandProtectedGSSAPINegotiationMechanismと言われます。SPNEGOの主な役割は、認証方式の選定におけるクライアントとサーバー間の合意形成にあたります。つまり、クライアントがリモートサーバーに接続する際にどの認証方式を用いるかを判別するために必要になるのが、このSPNEGOです。SPNEGOのおかげで、クライアントとサーバーは双方が利用可能な認証方式を選択し、その結果をもとに接続を行います。’