人体などが放射線をどの程度吸収したかは「線量」という指標で示されます。従って、放射線が体に及ぼす影響はその人の線量(単位はSv)によって定義されます。「○○μSv/時」のように時間単位で表現される線量は「線量率」と呼ばれ、その時点での放射線の強度を意味します。例えば、空間線量率が1μSv/時の場所に一年間在った場合、その被ばく線量は計算式「1μSv/時×24時間×365日=8760μSv=8.76mSv」により、8.76mSvとなることが分かります。