BastaおよびBlackBastaと呼ばれるランサムウェアは、2022年以降にその活動が目撃されている二重脅迫型のランサムウェアです。全世界の企業や組織を狙い撃ちにして、情報を自家製リークサイトにアップロードしつつ、身代金の支払いを強いています。特にQakbotと呼ばれるバンキング型のトロイの木馬を用いてターゲットのシステムを侵害することから知られています。
2023年の12月には、ドイツのセキュリティ会社であるSecurityResearchLabsがBastaランサムウェアで暗号化されたファイルを部分的に復号するツールを公開しました。