「ブルーレイディスク」はその略称からも分かる通り、記録密度を向上させるために、波長が短い青紫色(405nm)の半導体レーザを使用します。これによりレンズの開口率を増大させ、DVDの5倍以上となる驚異的な記録容量(1層あたり25GB、2層では50GB)を実現させています。その大きさは、直径12cm、厚さ1.2mmとCDやDVDと一緒で、多くのブルーレイディスク対応の機器(レコーダーやプレーヤー)も3波長化されたピックアップを搭載しているため、CDやDVDの再生や記録も可能です。さらに、1層のディスク(25GB)では、地上デジタル放送クラスの映像であれば3時間以上、BSデジタル放送クラスの映像であれば2時間以上のハイビジョン映像を収めることができます。