PPAPとは、メールで添付ファイルを送信する方法を表す言葉で、「Password付きZIPファイルを送ります、Passwordを送ります、Angoka(暗号化)Protocol(プロトコル)」の頭文字をとった、大泰司章氏によって名付けられた用語です。パスワードつきのZIPファイルを送信した後で、そのパスワードを別メールで送るという方式はビジネス界で広く利用されています。しかし、暗号化ファイルとパスワードを同一の方法で送信するため、パスワードが侵害されるセキュリティ上の脆弱性が存在し、そのため公的機関や一部の民間企業ではその使用を止める動きが出てきています。