「ライフ」という名称は、”Long-term care Information system For Evidence”を頭文字を合わせた略語で、これは科学的介護情報システムを指します。このシステムは、日常生活動作(ADL)、栄養、口腔・嚥下、認知症などの介護サービス利用者のデータや、介護事業所で提供されているケアのプランや内容を登録するためのものです。これは過去の介護経験に頼るのではなく、介護に関するデータを総合的に活用し、科学的な根拠に基づいた介護を提供することを目指しています。これは、2021年度から厚生労働省の手によって実行されており、LIFEへのデータ入力は厚生労働省のデータベースで収集・分析され、各施設にケア内容のフィードバックを提供します。