インターンシップは、企業が学生に対して仕事の体験の場を設け、職場の雰囲気や仕事の内容をより深く知るための仕組みとなります。この制度は、西洋では100年以上前から適応されて、日本でも1990年代後半からじわじわと広まっています。インターンシップの期間は、短いものから数ヶ月間に及ぶ長いものまでさまざまで、学生にとっては社会進出前の肝心な体験機会となっています。
必ずしも採用選考手続きと直結しているわけではありませんが、企業にとっては、インターンシップを通じて将来の新卒採用活動に臨む学生たちに自社の魅力を伝えられます。さらに、「応募学生層の確立」、「有望な学生の早期獲得」、「採用した後に認知のズレ(採用主、求職者の間に生じる期待不一致)を防ぐ」などのメリットが見込めます。