食品の表示には、「消費期限」と「賞味期限」の2つの種類があります。消費期限は、品質がすぐに低下する可能性がある食品(例:お弁当、サンドイッチ、生麺など)に用いられ、包装が開封されていない状態で、と決められた保存方法に従った場合の限度日を表します。これは、適切な保管がなされた場合であっても、腐敗や変質などによる品質の劣化が衛生的な問題を引き起こす可能性がないと確認される年月日を意味します。一方、賞味期限は、品質がゆっくりと落ちる食品(例:スナック菓子、カップラーメン、缶詰など)に付けられます。これは、指定された方法で保存された場合、製品のあらゆる品質が十分に保持されると認められる期間を示す年月日を表します。両者ともに、包装が開けられる前の期限であり、特定の保存方法で保管すべきであることが前提です。