Sustainable Development Goals(サステナブルディベロップメントゴールズ)の頭文字と最後の1文字を連結したものが、通称「SDGs」と呼ばれている。その名前が示す通り、これは「持続可能な開発目標」の象徴である。
このSDGsは、2015年の国連全会一致により採択され、「2030年までの持続可能でより良い世界を模索する」を仕組みとした17の国際的追求項目を示している。それぞれの目標は、具体的な169のターゲットと231の指標によって明確に定められている。核心は「すべての人々を包み込み、取り残さない社会」の実現――持続可能かつ多様性を尊重し、すべての人々を取り巻く環境を包摂する社会の創生を目論んでいる。