「他社と比べて市場における明確な優位性を持つ企業が存在すると、その企業は超過収益力を有していると言えるでしょう。これらの超過収益力は、企業自身が築き上げ、培ってきた結果と言えます。このような超過収益力は、その所有企業にとって「自己創設のれん」と言われます。しかし、会計の観点からは、この自己創設のれんを評価して自社の財務諸表に計上することは許可されていません。」