ksmbdは、Linuxカーネルサーバの一部として、ネットワークファイル共有のためのCIFS/SMB3プロトコルを具体化するモジュールです。その開発は、SMB3ファイルサーバーの高速化と、低遅延・高速データ転送を可能にするSMBDirectといった機能の実行を目指して行われました。ナムジェジュン氏により2021年にリリースされ、このモジュールはLinuxカーネル5.15から取り込まれています。
SMBは、主にWindowsで活用されるプロトコルですが、UNIX系OSでもSMBを活用するには特定のソフトウェアが必要となります。’