私たちの体や動物の体内には、偏性嫌気性と呼ばれる芽胞形成菌が生息しています。芽胞の生成過程で、エンテロトキシンという腸管毒が生産され、これが食中毒を引き起こします。このエンテロトキシンは、60度で10分間加熱すると無効化される、易熱性の特性を持っています。