“コア”とは、”核心”、”コアコンピタンス”とは”特別なスキル”や”力”を意味します。これは、企業が独自に持つ強さや得意領域を指します。コアコンピタンスは、競争相手よりも明らかに優れていたり、模倣できないような主要な能力を意味します。
この考え方は、ゲイリー・ハメルとプラハラードがハーバード・ビジネス・レビューVol.68で共著した「TheCoreCompetenceoftheCorporation」から始まったとされています。
この二人は、コアコンピタンスとは、「顧客に利益を提供する能力」「他社による模倣が難しい特性」「複数の製品や市場に対して展開できる汎用性」の3つ要素を兼ね備えた企業独自の能力であると定義しています。