「合弁事業」は、複数の企業が特定の目標を達成するために資金を共有し、合弁会社を立ち上げる仕組みを指します。参加企業の出資割合は、その企業が合弁会社の運営にどのくらい関わるかによって決定されます。この方法は事業の共有化の一つとして、最大のメリットとしては独自のビジネスと比べてリスクや初期費用が低減できるという点です。ただし、利益が上がった際には出資した企業間で分配する必要があります。合弁事業は、成功に不確定要素が多い新規事業や競争が激しい成熟事業等で頻繁に採用されています。